サケは川で産まれ、稚魚へ成長すると海に出ます。そして、ベーリング海峡、アラスカ湾を回遊し、約4年後に産卵のため産まれた川へと戻り(母川回帰の習性)、産卵を終えたサケはその一生を終えるのです。
サケ科の魚は、世界的にみると現在のところ9つの種属があり、68種類といわれています。三面川に戻ってくるサケは、一般的にシロサケやアキアジと呼ばれるサケです。
サケの身はピンク色ですが、白身の魚なのです。身がピンク色をしているのは、カロチノイド系アスタキサンチンという抗酸化作用を持つ色素を多く含むオキアミを餌にしているからです。