日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館

イヨボヤ通信blog

種川の鮭!

2018年10月30日

種川の鮭です。

カナとメナ(村上の方言で鮭のオスとメスの意)でペアになって泳いでいました!

 

産卵のため、鮭はまず産卵床と呼ばれる穴を川底に掘ります。

この穴を掘るのはメスの役割です。

メスは尾ビレを使い、砂利を約20cmの深さまで少しずつ少しずつ掘っていきます。

その間つがいのオスはメスに寄り添い、他のオスが近付かないよう周囲を見張り、時には争います。

 

写真のつがいのメナも、産卵床を掘っている最中でした。

お越しの際には産卵の瞬間だけではなく、そこに至る鮭たちの努力も見ていただけると、より感動が深まりますよo(^-^)o

written by 職員H

三面川の鮭漁が始まりました!

2018年10月22日

昨日21日から三面川で、居繰り網漁&ウライ漁が始まりました!

※伝統漁法の居繰り網漁について詳しくは、コチラをご覧ください。(リンク先が開きます)

 

また同日午前中、漁の安全と大漁を願う「安全大漁祈願祭」が川岸にて開催されました。

三面川の漁協の方たちと一緒に、今年の鮭漁の安全と大漁をお祈りしました。

 

今年も三面川の恵みが豊かでありますように(^^)

written by 職員H

第18回さけの森林づくり活動開催!

2018年10月13日

10月13日(土)三面川の源流域(朝日スーパーライン沿い)で、ブナの補植・植栽などを行いました。

この活動は、三面川がいつまでも、豊かな状態を維持していくため、そして、多くの鮭が遡上してくるように、毎年、開催している活動です。

一般・緑の少年団合わせて80名以上の参加者で活動を行いました。いつまでも、豊かな三面川を保っていくことを願い活動しています。

今年も、三面川には、鮭の遡上が始まっています。

 

written by 館長

鮭(成魚)の展示始まりました!

2018年10月08日

地下生態観察室の人工河川※にて、 三面川本流で捕獲された鮭を搬入・展示を開始しました。

※生態観察室の人工河川とは、水路を利用した大きな生け簀のようなものです。

現在、昨年館内でふ化した稚魚の展示と共にご覧いただいています。

今年も異常気象が続く中、帰ってきてくれてありがとう!と鮭たちに心から感謝です…!

 

三面川分流・種川の鮭の遡上時期は本流から少し遅れて始まるので、あともう数週間先かと思われます。

種川に設置した観察窓から自然遡上の鮭が見えるようになりましたら、またあらためてここでお知らせしたいと思います。

乞うご期待下さい!(^O^)/

written by 職員H

お掃除日和!

2018年10月03日

今日の村上は爽やかな快晴が広がり、イヨボヤ会館では職員がお掃除に精を出しました。

いよいよ来月に迫った道場の清掃、9月末で無事終了したエサやり体験の特設プール撤収、花壇の片づけなどなどなど…

鮭の時期も間近、イヨボヤ会館が一年で一番賑やかになる季節も間近です(^O^)/

 

written by 職員H

鮭公園のコイの赤ちゃん!

2018年09月29日

村上市民にはお馴染み!鮭公園のコイの子供達を、玄関の水槽に展示しました。

公園の池でコイたちが産んだ卵を職員が採取し育て、この度やっと皆様にお目見えできるくらいまで大きくなりました!

 

体長は3cmくらいのものからその程もあるものまで様々。

すでにコイの面影がありつつも、まだ瞳が大きくて可愛らしい顔をしていますね(^∇^)

written by 職員H

敬老の日!

2018年09月17日

今日は敬老の日ですね。

村上市のお年寄りがお元気なことと村上市民が鮭を沢山食べることの関連性は、昨年テレビなどでも取り上げられ記憶に新しいと思います!

なんでも、鮭に含まれる「アスタキサンチン」という成分が、老化防止に大変な効果を発揮するとか。

画像は館内に展示中の鮭の部位と村上の鮭料理の一例です。

これでも100種類以上伝わると言われる鮭の郷土料理のほんの一部なのですから、ビックリですね(◎o◎)

こんなにも豊富なバリエーションで鮭を食べているのですから、村上のお年寄りが皆さん元気いっぱいなのも頷けますね(^O^)

 

アスタキサンチンがとっても多く含まれ、まさに「長寿の妙薬」とも言える鮭。

今日はおじいちゃんおばあちゃんと一緒に是非とも鮭を食べ、敬老の日をお祝いしてみて下さい(^O^)/

written by 職員H

「鮭に関する勉強会」を開催しました!

2018年09月09日

本日午前10時~、「鮭に関する勉強会~鮭の一生~」を開催しました!

(勉強会詳細はコチラ

 

イヨボヤ会館3階を会場にして、日本海区水産研究所の主任研究員 飯田真也先生鮭の一生について大変興味深いお話をご講演いただきました!

 

今日のお話では、川で生まれた鮭が海へ下りどのような旅をしてふるさとの川へ戻ってくるのか、そしてどのようにして産卵し命を繋いでいくのかを、非常にわかりやすく解説されていました。

水産研究所で鮭を研究されている先生ならではの鮭に関する新しい研究結果などもお教えいただき、日頃お客様に鮭の生態について尋ねられる機会の多い我々職員としても、大変参考になるお話でした!

 

これから鮭の遡上の時期を迎える村上。

先生のお話を聞いた後では、鮭たちの過ごしてきた旅の大変さを一層身に染みて感じて、三面川に戻ってくる彼らを見る目も少し変わりそうです(>_<)

 

飯田先生、素晴らしいお話をありがとうございました!

 

 

先生のお話の後の質問コーナーでは、お子さんから大人の方まで、沢山の方が質問され、非常に充実したコーナーになったと思います(^^)

 

 

ご来場の皆様、本日はご参加くださいまして誠にありがとうございました。

来年もテーマを変えて開催予定ですので、また宜しくお願いします(^O^)/

written by 職員H

遊具の使用を中止しました

2018年08月30日

日頃から沢山の方にご利用いただいている鮭公園の遊具ですが、この度老朽化に伴う危険防止のため使用中止と相成りました。

※詳細はコチラをご一読下さい。

 

長らく鮭公園の遊び場として頑張ってくれていた遊具たち。

子供の頃よく遊びに来た、またはお子さんが小さかった頃よく連れてきたという思い出のある方は、市内に沢山いらっしゃると思います。

かく言う私も小さい頃よく遊びに来ていた市民の一人でして、あの遊具たちにはとっても愛着があるので、今回の使用中止を受けなんとも寂しい気持ちでいっぱいです(>_<)

ですが私の幼少期から数えて少なくとも〇十年以上ですから、老朽化が進むのも避け難い自然の流れ…。

「何か危ない事が起きる前に」と、このような決定になりましたこと、どうか皆様にもご理解いただきたいと思います。

 

今後とも鮭公園ならびにイヨボヤ会館へのご愛顧、どうかよろしくお願いいたします<(_ _)>

written by 職員H

河合敦先生にご来館いただきました!

2018年08月29日

村上藩最後の家老 鳥居三十郎を描いた歴史小説 「窮鼠の一矢」(平成29年発行、新泉社 )の作者で、「世界一受けたい授業」等TV番組でもおなじみの歴史研究家・歴史作家 河合敦 先生にご来館いただきました!

 

【河合敦先生プロフィール】

昭和40年(1965)東京都町田市生まれ。

平成元年(1989)青山学院大学卒業(文学部史学科)。

平成17年(2005)早稲田大学大学院修士課程修了(教育学研究科社会科教育専攻(日本史))

平成23年(2011)早稲田大学大学院博士課程満期退学(教育学研究科社会科教育専攻(日本史))

文教大学付属高等学校の日本史教師を経て、 現在、多摩大学客員教授・早稲田大学非常勤講師。

高校教師27年の経験を生かし、講演会・執筆活動・テレビで日本史を解説している。

 

第17回郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社)。

第6回NTTトーク大賞優秀賞受賞。

 

(以上 河合敦先生公式サイトより抜粋)

 

河合先生は、26日にふれあいセンターで行われた公社共催事業「水牛舎結成記念特別講演会 村上の歴史から読み解く日本史」(主催/歴史文化興隆倶楽部「水牛舎」様)で講師をされるため、村上にお越しになり当館をお立ち寄りくださったということです。

イヨボヤ会館の中は我らが武平治がご案内させて頂きました!

先生にはサインを頂きましたので、後程館内に掲示予定です(^^)

 

先生の著書「窮鼠の一矢」おしゃぎり会館 にて発売中です。

→※おしゃぎり会館HP 書籍等販売物紹介はコチラ

 

実は私も昨秋の「宵の竹灯籠まつり」での先行発売の折に購入致しまして、大変興味深く拝読させて頂きました!!

地元の英雄・鳥居三十郎を、もっと全世界に知ってほしくなりました(^^)

是非沢山の方に先生の小説を読んで頂きたいですね!

 

 

河合先生、この度はご来館誠にありがとうございました!

written by 職員H